近未来から来た犬用トイレトレー「POOPOUT」の開発者は愛犬家ではない?
今回は「POOPOUT3秒できれいに犬用トイレトレー」の開発者を紹介したいと思う。
開発者が絶対犬を飼っている方だと思う人がたくさんいるだろう。
でも、そうではない。
実は犬ではなく、ウサギを飼っている方。
開発者は、元々「インタラクティブ装置デザイン」に従事しているデザイナー、Lison Lin(リーソン リン)という方。
「 Binbin」という名前のウサギを飼っている。
デザイナーの仕事は、日々忙しいのが日常茶飯。リーソンも同じだ。
仕事に追われて、Binbinの世話をする時間がないと悩んでいた。
自分がデザイナーだから、楽に掃除できる装置を作ろうと思った。これが「POOPOUT」を開発したきっかけだ。
最初は「Binbin」のためのトイレトレーだが、開発の途中で色々調べて、ウサギだけでなく、犬や鳥などペットを飼っている方にも同じような悩みを持っていることがわかった。
そのため、リーソンは仕事をやめ、POOPOUTの開発に専業しようと、会社も立ち上げた。
三年かかって、《POOPOUT3秒できれいトイレトレー》の開発に成功した。水も電気も不要、たった3秒で簡単に素早くペットの排泄物を処理することができる。
将来的には、水資源が乏しく、衛生条件が劣る地域でこの製品を広め、排泄物リサイクルの面で新しい形のライフスタイルを確立したいと思っている。
ペットたちがよりよい生活を送れるようにするだけでなく、世の中がペットから出される排泄物をもっとやさしいまなざしで見つめ、そこに新しい価値を生み出せるようになれば、リーソンが願っている。
今、POOPOUTは台湾、日本で販売している。リーソンは、日本向けの小型POOPOUT2代目を開発しながら、アメリカ進出に向けて色々準備しているところだ。
POOPOUTは、我々とペットとの生活にどのような革命を起こしてくれるだろう。
楽しみにしている。